BOOWYの「1224」をオリジナルフィルムを用いて新たに編集された完全版、「BOOWY 1224-THE ORIGINAL」が、2017年12月24日に発売されます。
今回、「BOOWY 1224-THE ORIGINAL」の映像を上映するイベントが、12月12日に東京と大阪のZeppで行われました。
Zepp東京ではBOOWYのドラマー・高橋まことさんと、BOOWYファンで有名な芸人・ダイノジがトークを行いました。
「1224」というのは、1987年12月24日にBOOWYが解散を宣言した、渋谷公会堂でのライブを映像化したものです。
セットリストはこちら
- LIAR GIRL
- ANGEL PASSED CHILDREN
- BLUE VACATION
- ハイウェイに乗る前に
- GIGORO&GIGOLET
- PSYCHOPATH
- CLOUDY HEART
- MARIONETTE
- わがままジュリエット
- LONGER THAN FOREVER
- 季節が君だけを変える
- WORKING MAN
- B・BLUE
- RENDEZ-VOUS
- Honky Tonky Crazy
- PLASTIC BOMB
- BEAT SWEET
- IMAGE DOWN
- NO. NEW YORK
【アンコール・1】
- MEMORY
- ONLY YOU
【アンコール・2】
- Dreamin’
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2001年の時点では、4:3の画格の編集済みビデオマスターしか存在しておらず、映像の中に乱れた部分があり、途中(アンコール1、Only youの中ほど)が数十秒飛んでいました。
その欠損部分のないオリジナルフィルムが発見されたことをうけ、LAのスタジオでテレシネ(フィルムに光源装置から発する光を当て通過した光を撮像装置にて読み取り、映像信号に変換する)作業をへて、ていねいなレストア作業、そして4Kベースで最高の状態でデジタライズを行った(オフィシャルサイトより参照)データをもとに編集されたのが、今回上映されたフィルムギグの映像です。
ちなみにLast GIGSはこの解散宣言を受け、ファンのために二日間開催したライブで、ある種同窓会的な雰囲気もありました。
当時は小学校を卒業した年でしたがチケットは全くとれず、悔しい思いをしました。
さらにちなみに、初めて東京ドームでライブを行ったのがハウンドドッグで、そのおよそ一週間後にBOOWYがライブを行ったんですね。
解散宣言は本編と一回目のアンコールが終わってメンバーが楽屋に戻り、アンコールでステージに再び立った時、氷室さんからファンに伝えられました。
高橋まことさんによると、この時の楽屋では「ヒムロックがまだ解散のことを言っていない。いつ言うんだろってドキドキ感があった」そうです。
みんなでタバコを吸っていたあの数分間に、そんなドキドキがあったとは。。。
アンコール1曲目の「MEMORY」では、氷室さんの何かを決意したような眼差しが何度見ても泣けてきます。
氷室さんの言ったこと、布袋さんの振る舞い、まことさん、常松さんのたたずまい、全てがファンには号泣ものの映像なんですね。
解散宣言をした二回目のアンコールで演奏したのが「Dreamin’」でした。
まことさんのカウントが解散のジメッとした雰囲気を吹き飛ばすようですごく印象的なんです。
「フォークのバンドじゃねーんだから〜」のくだりからのカウントがかっこよすぎてトリハダもんです。
BOOWYを常に一番後ろから支えていた高橋まことさんが、1224の新編集映像についてどんなコメントをしてくれるのか、ファンはすごく楽しみにしていました。
ダイノジからの質問で
「ドラマーとして後ろからみてての3人は、どうでしたか?」に、
まことさんは
「3人はかっこよかった!バランスがとれたバンドだなって」と
コメントしています。
「もし4人が再び集まって1曲だけ演奏するとしたら?」
という質問には、
「NO.New yorkかIMAGE DOWNかな」と
答えたそうです。
NO New yorkはBOOWYにとって勝負の曲でしたからね。
後に高橋まことさんがつとめることになるドラマーのオーディションで、
当時の氷室さんの事務所社長に「BOOWY」を見せつけるデモテープの一曲目として、
常にBOOWYと共にあった曲です。
「BOOWY 1224-THE ORIGINAL」の発売を、楽しみに待ちたいと思います。
Twitterを使ってるかたは、今なら#BOOWY1224のハッシュタグでツイートすると、BOOWYロゴのTwitter絵文字が表示されますよ(*´ω`*)